切り離せない塩素

自分が子どもの頃のプールと言えば、先生がなにやら変わった機械(というよりも容器??)でプールの水を汲んでは薬品を入れてしゃかしゃかして、色を見ては白いタブレットを放り込むっていう光景が記憶に残っています。

「薬混ぜるから」とかいう理由で子どもたちがプールの中で大きな輪にしてぐるぐる回らされ、人間洗濯機とか言って遊んでいたものです。あの対流に流されるのが面白かったものです。

ていうかよく考えれば子ども達が入ってから薬混ぜるって順序おかしいやねえか!!とか思ってしまいますが、今でも小学校とかのプールはそんな感じなのでしょうかねー…。幼稚園とかでは消毒方法も園によるみたいですね。小さいプールだから毎日水を入れ換えるし、追加消毒はしないっていうのも多いかなと思います。そもそも水道水自体が塩素で消毒されてる安全な状態の水ですもんね。

さてさて、この無敵の消毒薬である塩素ですが、これを口にするとなるといろいろな弊害が出てくるわけで、発ガン性がどうとかこうとか言われて久しいですね。塩素が水の中にある有機物と反応してトリハロメタンになるのがよろしくないそうで。なにやら飲む水は浄水器(http://www.jwpa.or.jp/)やウォーターサーバーやミネラルウォーターを利用していても、お風呂などで気化したヤツを吸入するとギャーだとか。
それじゃあこの科学力の発達した現代、塩素なんて入れずに他のものでなんとか消毒したら良いじゃないー!!と思うんですが、そもそも塩素で水を消毒するのは大腸菌とかコレラ菌を滅菌するためなんだそうです。他の方法でも施設内での滅菌は大丈夫なんだそうですが家庭の蛇口から出るまでの過程でその状態を保つのは無理なんですね。
その点塩素っていうのは持続性があるので注入すれば蛇口から出るまで滅菌し続けてくれる。当然たどり着く先までその効果を発揮するためには存在しなくてはならないという理屈で蛇口を捻ると塩素の入った水が出てくるというわけです。

そんな!!じゃあお風呂用の浄水器もあれば良いのに!!と思ってしまいますが、最近は家全体を浄水にする方法もあるそうで…いや、持ち家違ったら無理ですやーん!!,と言いたくなりますが、もちろんお風呂用の浄水器まであるそうです。

家庭まで安全に水を届けるために必要な塩素を、家庭についたとたん嫌うのも極端な話ですが、水道水に含まれる塩素は殆どが国の定める基準値の10分の1ほどだそうで、実際の発ガン率は10万人にひとりとか。でもゼロじゃないあたりが引っ掛かる人はひっかかりますよね。とはいえ、そう考えると、日常の他の場面で口にするものにだって危険が潜みまくりということになりますね。ともあれできる範囲で身を守れるなら、できるだけ守っていきたいですね。